ケープタウン大学
UCTについて
1892年に設立されたケープタウン大学(UCT)は、南アフリカで最も古く由緒ある高等教育機関である。 約200年にわたり卓越した学問を誇りとしており、今日では世界有数の教育・研究機関として位置づけられている。 研究集約型大学であるUCTは、南アフリカの全大学の中で最もトップクラスの研究者を誇り、元学生やスタッフには5人のノーベル賞受賞者が名を連ねている。
テーブルマウンテンの麓に位置するUCTは、アフリカや海外100カ国以上から集まった2万6千人以上の学生と5千人以上のスタッフからなる活気に満ちた国際的なコミュニティーの拠点となっています。 大学には6つの学部があります。商学部、法学部、人文学部、工学部、健康科学部、理学部の6学部があります。 UCTは、教育や研究以外にも、40以上のスポーツクラブや100以上の社交界を提供しています。
UCTの歴史
UCTは、1829年に南アフリカ・カレッジという男子高校として設立された。 1880年から1900年にかけて、本格的な大学として発展し始めた。北部での金とダイヤモンドの発見と、それに伴う採掘技術の需要により、資金が増加したためである。 この時期、UCTは最初の科学研究所を建設し、鉱物学と地質学の学科を開設し、国内で勃興しつつあったダイヤモンドと金の採掘産業における熟練した人材の必要性に応えた。
UCTは1918年に正式に大学として設立された。この新しい大学は、ケープタウン地域の好意的な人々から多大な支援を受け、初めて多額の国庫補助金を獲得した。 1928年、大学は施設の大半を、デビルズ・ピークの斜面にあるグルーテ・シューア(Groote Schuur)の新校舎に移した。セシル・ジョン・ローズが国立大学の建設地として国に遺贈したこの土地で、UCTは翌年創立100周年を迎えた。
1960年代から1990年代にかけて、UCTは、特に高等教育において、アパルトヘイトに反対し続けたことで知られている。 1980年代から1990年代初頭にかけて、UCTに入学する黒人学生の数は35%増加した。2004年までには、UCTの学生2万人の半数近くが黒人で、半数弱が女性であった。現在では、南アフリカで最も多様性に富んだキャンパスのひとつとなっている。